命日
先日は親友の命日と父の命日だった…
親友が余命一ヶ月もたないと、親友のお母さんから「会いに来てやって」の連絡があったのは数年前のこと…
ガンで闘病中の親友を見舞い、お互いに小学生の子どもの話をしたり、青春時代の話に花を咲かせた。
明日も来るねと声を掛け、別れた次の朝に亡くなったと知らせがあった。
あまりにも早くて、突然の別れだった。
父の時は、駆け付けたときにはもう息を引き取った後だった…
最後に話したのは、あのお店のあの席で、笑顔だった。
動揺する母を支えて、お葬式の一切を取り仕切り、涙も流せなかった。
命日が来て思うこと…
笑い話なら…親友が生きていれば話を聞いてもらったのに。きっと二人で大笑いしただろうな。
悩みなら…父に相談すれば、こうすればいい!と頼もしい答えを返してくれただろうな。
今は二人とも空の上から、私が泣いたり怒ったり、迷いながら生きていることを穏やかな笑顔で見守ってくれているんだろうなと思う。
時々夢の中でもいいから、相談にのってよ…
人生は楽じゃないけど、生きていることに感謝。